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実録・東京マラソン

17日、東京マラソンに出場してきました。
無論フルマラソン。

というわけで、レース模様などを回想していこうかと。
最初に断っておきますが、長文です。

とりあえずスプリットはこちら。

   通過  ラップ
5km 00:21:15
10km 00:42:43 0:21:28
15km 01:02:58 0:20:15
20km 01:23:19 0:20:21
25km 01:43:35 0:20:16
30km 02:04:45 0:21:10
35km 02:27:56 0:23:11
40km 02:54:07 0:26:11
Goal 03:06:17 0:12:10

スタートで30秒くらいロスしたので、マイナス30秒すると正式タイムになるかも。

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3時半起床。
4時すぎに起きるつもりがこの時間。でも寝坊よりも100倍マシ。

5時半始発電車で出発。
新宿に近づくにつれて、マラソン出場と思しき人が増えてきた。

7時会場入り。
まるで人がゴミのようだ、と言わんばかりの人の多さにげんなり。
トイレ渋滞も深刻である。

スタート45分前
荷物を預け、スタートラインへ。そんな早くから並びだしたのでとにかく寒い寒い。アップのジョグもしなくてある意味正解だった。
ふと、お隣電通大のA氏と偶然出会い、スタートまで時間をつぶす。
スタートイベントの国歌斉唱でテンションを上げまくり、いざ出陣。

最初の5キロくらいは人を掻き分けて進むのに精一杯。
スタート前からずっとトイレに行きたかったので、8キロ付近でトイレに立ち寄り、気持ちも落ち着けた

……つもりだったが、そんな簡単に落ち着くわけもなく、足が勝手にキロ4'05"前後モードに。こうなった以上、足が動く限り進んでやろうじゃないか。そんなこんなで中間点までは安定感抜群のペース走。

20キロを過ぎ
来春から働く予定の会社のオフィス下をひた走り、中間点の通過は87分少々。
「このままいったらサブ3もいけんじゃね?」
という欲が出てしまった。まともに練習してないやつが何を勘違いしてるんだ!
人間欲深くなってはいけないものである。


27キロ手前、足裏にマメの予感。
ついに き た か。
同じ歩調で進めなくなったのでややペースダウン。それでも30キロまでは4'10"ちょいで進んでいるのだからましなほうだろう。

32キロ
ようやくバナナに手を出し、空腹を紛らわす。バナナは走りながらでも食べやすいようにできているんだねぇ。て、そんなことに感心している自分もどーかと思う。そしてオフィス下をもう一度通過し、2年前ガス欠を起こした33キロをなんとか通過。このころには4'30"まで落ちてるけど、それよりも前回の失敗は二度は繰り返すまい、と集中を切らさないように言い聞かせることに専念。

35キロ
マメの痛みよりも両腿の動きがいよいよ鈍くなり、やむなくキロ5ペースへ。「今回は絶対に止まってなるもんか」、とだけ頭の中でループ。ちなみに、ここで残りの7.2kmを33分でカバーするとサブ3。33キロあたりでサブ3集団からずるずると離れてしまったが、あそこでついていける人がサブ3なんだなぁ、と今さらながら思ってしまう。
ま、そこがサブ3の壁ということなのだろう。


39キロ、両腿痙攣寸前。
練習不足だってのに、精神だけは現役のままという一番タチの悪い状態でここまできた報いってやつが来た模様。

でも止まれない。止まってはいけない。ダメ、絶対。

ここまでいくと、どうみても精神に障害をきたしているとしか思えない。しかし、それでもそうやって自分に言い聞かせて極限まで追い込むのが「イケシュン・スタイル」。笑
これをドMととるか、ストイックの意味でドSととるかは、想像に任せることにしよう。

時々聞こえた「G大がんばれ」の声にどんだけ励まされたことか…
サングラスごしにでもそんだけ苦しい表情をしてたんだろうね、きっと。


残り1キロ
時計に目をやって3時間を確認。記録にこだわる必要がなくなった。あとは自分のマラソンを全うするだけ。
サングラスをはずし、周りの景色を目に焼きつけつつフィニッシュ!!
ゴールでガッツポーズでもとってやろうかとも考えたけど、微妙にサブ3を逃したという微妙なガッツポーズでゴール。

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なんというか、あっという間に終わったような長かったような42.195kmだった。苦しんだ記憶よりも、沿道の応援を感じ取ったり景色を楽しんだりした記憶のほうが強く、十二分に楽しんで走れたと自己満足。


サブ3への挑戦はいつかまたの機会ということで…

これで学生としてのレースは終了し、一区切り。しばらく「走り」からは離れて簿記と研修と国外逃亡をしようと思います。
社会人になって落ち着いたらまた何か運動したいものです。

# by steeplechaser | 2008-02-18 21:46 | りくじょ  

卒論提出

先日、卒論を無事提出。
奇しくも誕生日が卒論提出日とあって、ダブルで嬉しい日でありました。
こういう誕生日を迎えることはそうはあるまい。

卒論のテーマは
「インドにおけるアファーマティヴ・アクションの変遷」
つまるところ、社会的弱者への優遇措置の変遷、ですね。

そんなこんなで最終学年の一大イベントを終え、一息中。
でも4月からの社会人生活に向けて準備を進めていかないとね。

というわけで、内定者研修をぼちぼち始めました。
・簿記3級
・貿易実務の勉強
・オフィス2003(ワード、エクセル、パワポ)のe-learning
・その他多少

それに加えて個人的には、
・東京マラソン
・引越し&身辺整理
・卒業旅行
・謝恩会幹事


とまぁ、そんなこんなで卒業までもいろいろとやることがあって、退屈はしなさそうです。

# by steeplechaser | 2008-01-14 22:00 | weblog  

駅伝への挑戦

先日、22大学の駅伝にうちの部としては初めて挑戦してきました。

区間は、
10.3km
3.0km
7.5km
5.3km
5.3km
5.2km

の順。自分は、3区の7.5km。当初の予定のアンカーから2キロちょっとのおまけがついてきたけど、これも神様のしわざに違いない。

レース結果は、うちの部のHPにあります。
↓↓↓
http://tandf.houyoku.org/result/22ekiden2007.html


7キロは確かにきつかった。けれども今までのどの7キロよりも楽しかった。
後輩に7キロの経験をさせるためにアンカーで収まっていてもよかったが、7キロという区間をへぼいタイムながらも走らせてもらえたことに感謝。外語祭があるにも関わらず、選手のサポートや応援をしてくれたチームのみんなにも感謝。
そして、この駅伝に参加する機会が得られたことに感謝。


うちの大学の挑戦はまだ始まったばかり。
部の看板を背負って走るのは、正真正銘これが最後。今回はオープン枠での出場であったが、来年以降に正式加盟できたら、後輩たちが少しずつ「対校」として他の大学と勝負できるようになることを期待しつつ、影ながら応援したい。

2月に府中駅伝と東京マラソンがあるが、こちらは楽しく走れればそれでいいと思う。
今はそんな心境。

# by steeplechaser | 2007-12-01 03:05 | りくじょ  

引退は先延ばし

区切りをつけたつもりが、いまだに部活に出ては走っております。

それもこれも、25日の駅伝に出ることにしたため。

普段のトラックで走る競技とはぜんぜん違う。
1秒でも速く次の区間のランナーに襷をつなぐ。
それだけ考えていれば十分。

部活から退くのはそれを終えてからでしょう。

# by steeplechaser | 2007-11-15 20:11 | りくじょ  

区切りをつける時

先日、大阪にて外大戦に出てきました。

この対校戦は、公式では最後になるものであるため、チームの士気もひときわ高かった。
「最後になるかもしれない外大戦は絶対勝とう」

そんなチームの空気の中で、自分はいろいろな箇所に負傷を追っている手負いの状態であることを隠さざるを得なかった…と言えば言い訳にすぎないけれど、この半年間で十分に戦える走力を戻すに至らなかった。

そんな状態にも関わらず、自分の都合でこの先走る機会がないサンショーに強行出場し、両足首に負傷を抱えながらの5000m出場になってしまった。
チームのみんなには申し訳なかったと思う。

この足では5000mはきっともたないだろう

…アップの時点でそんな予感がしてそんな自分ができる策は何か、と考えて至ったのが「スローペースの押さえ込み」。 自分の勝負は捨て、残りの2人のフォロー役に徹することに決めていた。

けれども、そんな簡単に策がうまくいくわけもない。相手に離されたあとは自分の足との戦い。
…で3000m付近でじわじわと痛みが増し、痺れへと変わり、万事休す。
16分台を首の皮一枚で死守したのは、わずかに残っていた意地だったのかな。
それまでの練習の調子から察するに自分は16分半がいいところだろうと踏んでたから、きっとケガ抜きにしても得点争いをする戦力には至ってなかったんじゃないか…とも思う。



自分はチームのみんなみたいに大真面目に競技をしている選手としてでもなく、完全に競技から離れているわけでもなく、宙ぶらりんの状態で走っているのを強く感じてしまい、なんと中途半端な位置にいることか…そんな気分になってしまった。
そう思ったが最後、大した距離も走っていなのにも関わらず簡単にケガをして日常生活に支障をきたしている自分が、競技者として走るのはもう厳しいだろうなぁ…と今回確信してしまった。


今はとりあえず日常生活が普通に送れるように治療することが先決だけれども、その後も「競技」からは離れようかな、と思う次第。

# by steeplechaser | 2007-10-20 22:36 | りくじょ